外国人雇用の正解×人材監理の正解は、このように築かれた。
代表者のご挨拶
はじめまして。行政書士の三好と申します。
私は、2013年に個人事業「葵行政書士法務事務所」を開所しました。大学4年生での開業で、当時は、「最年少の行政書士」と言われました。今では法人化し、「行政書士法人one」の代表者として社会に貢献しています。
開業当初は、建設業許可、産廃業許可、古物営業許可などはじめ様々な許認可業務を行ってきました。また契約書の作成や相続・遺言など民事法務分野も積極的に経験してきました。今は、在留資格など外国人雇用の分野を専門としています。
以下に、”one world consulting”が生まれるまでの私の経験を語ります。お付き合いください。
自身の経験から生まれたのが、”one world consulting”
開業からしばらくして外国人の在留資格の申請を初めて受けることができました。この経験はまさに運命だと私は思っています。まだ、その時在留資格の申請業務は年間に数件程度でしたが、徐々に紹介を受けることができ在留資格に関する業務も増えていきました。そのときには、年間1000件もの在留資格申請をやるようになるだなんて夢にも見ていませんでした。
2017年には、はじめて自社の職員を雇用しました。このときには、在留資格に関する経験もある程度積むことができ、行政書士仲間でも、「外国人関係の業務といえば、三好行政書士」と言われるようになっていました。在留資格に関する経験やノウハウもある程度積むことができていましたが、職員にその専門性を共有する”教育”に課題を感じるようになりました。そして、気づけば、私がいないと業務が回らない「属人化した」事務所となっていました。
仕事が増えて、職員が増えれば増えるほど、社長である私が忙しくなる。
そんな毎日を過ごすようになりました。
毎日が、どうしてこんなことができないのか?なんでわからないのか? 職員にイライラする日々が続きました。
過去と今。
そんな過去を経て、今どのように感じていると思いますか?
うまくいかないことがあるのは、職員の能力ではなく、仕組みが不足しているからです。
偉そうにコンサルティングをしている私たちの会社でも日々、エラーが起きています。
以前とちがうことは、その度に、職員の能力を疑うのではなく、仕組みを疑うようになったということです。
「こういうエラーが発生した。これは、こういうことに起因している。じゃあ、これは絶対にしてはいけない、あるいは、絶対にこれをしてから次の動作に移ろう」などと、社内のルールを常にアップデートし、エラーを潰します。
つまり、「教育」の問題は、「職員の能力」ではなく「職員の行動を仕組み化できていない社長あるいは上司」の問題であるということを、いつしか認識するようになったということです。
このように認識(自分の考えの間違い)を自覚して、行動を改めた結果、職員にイライラしなくなりました。
なぜなら、エラーは、上司(私)の責任だからです。だからその場でルールをアップデートして二度と同じことが起きないように社員全員に言語化して共有する。
こういう組織に変わることができました。
ルールに言語化し明確に共有されているにも関わらず、同じ過ちを犯したとき。
これは、ミスや勉強不足ではないです。単純にルールを守っていないだけなのです。
なので、厳しく指導されます。ルールを守るかどうかは、本人の能力に関わらず、守る気があるかどうかの問題だからです。
社会では法律を守らなければ、社会からはじき出されます。
同様に会社のルールを守れない人は会社からはじき出されるべきなのです。
なので、しっかりルールを守る文化を作り上げる。これも仕組みの一つです。
明言されたルールの違反なので厳しく指導してもパワハラになる余地がありません。
こうやって、「その人にしかできない仕事」をすべてなくしていきます。
今では、「属人化している事業=長続きしない事業=社会への貢献が低い事業」とすら、考えるようになりました。
もし、属人化や教育で悩んでいるのならば、今一度、あなたの心に聞いてみてください。
どうして、あなたは、あなたと同じものを部下に求め続けるくせに、きちんと伝えないのですか?
そして、未来へ。
このようにして私たちが育てたもの。
それが、「外国人雇用の正解」と「人材監理の正解」なのです。
これを独り占めにすることなく、日本の企業が導入し、成長するならば、
もう終わったと言われる日本経済もまだまだ成長の余地があるではないでしょうか?
いえ、成長の余地しかありません。
さらに世界を巻き込んで、私たちは、世界を成長させます。
「幸せ」というたった一つ(”one”)の世界共通のゴールを獲得するために。